2012年5月12日土曜日

ボウのシンボル・ツリー

今日は、メゾン・ド・ボウの大切なシンボルツリー、アレカ椰子ちゃんのご紹介です。

紅茶が好きと同時にグリーンが大好きなオーナーは、当店の構想時からどのようなプラントを置こうかと、コロニアル・ホテルの写真を見ながらよだれを垂らし・・・、いえ夢想し続けていました。

やはり、コロニアル風を追求するなら、椰子やソテツ、棕櫚竹などの南国調の植物でしょう。こちらは、ラッフルズ・ホテルです。
こんなバルコニーで紅茶を飲みたいものです!



しかし、当店のオープンは予定より3ヶ月近く遅れて1月の下旬となってしまいました。
南国調の植物は植木屋さんに出回っておらず、とりあえずユーカリの大枝を飾ってやりすごしていました。
ユーカリを売ってくれた花屋さんは、「もっても2週間ぐらいですよ〜」と言っていましたが実際はむりくり2ヶ月も置き続け、最後はミイラのようになっていました。

春になって南国調の植物が出回り始めたので、ミイラとはお別れして、写真のアレカ椰子を購入することに決めたのです。

先週の日曜日は、お天気の急変でまさにスコールのような大雨と突風が吹きました。
アレカ椰子が右に左に煽られ、なぎ倒されるかと思いきや、さすがに南国の植物、しなやかに、のびやかにそこに立ち続けているのでした。

スコールを浴びて、故郷のインドシナ(勝手に決めるな)を思い出していたのかもしれませんね。

さて、オーナーは一本目のアレカ椰子に味をしめ、「もっともっとアレカ椰子が欲しい!」と思うようになりました。

そこで、小さめのと大きめのを1本づつ追加購入。
そのうち店中がアレカ椰子だらけになるかもしれません。

下の写真は、アレカ椰子を背景にとったコーンミール・スコーン。

こういう写真もグリーンが入るとぐっと爽やかです。

今は季節が良いので、このように扉を解放しております。
この季節だけは、窓際の席、アレカ椰子のマイナスイオンを浴びながら寛ぐことができる特等席です。