2013年8月27日火曜日

ダージリン・セカンドフラッシュ入荷しました

ダージリンのセカンドフラッシュが、3種入荷しました。

キャッスルトン農園   ムーンライトダイアナ
サングマタールザム農園 ヤマダバリ
サングマタールザム農園 ユメコバリ

昨年はムーンライトダイアナのセカンドフラッシュを仕入れませんでした。
とても優しく、甘味が出ていて美味しかったのですが、
ボウの中で勝手に出来ていたムーンライトダイアナのイメージから
外れているような気がして。
美味しいのであれば、それはそれとして仕入れれば良かったかなぁと
ちょっと後悔しています。

今年のムーンライトダイアナはとっても骨太、ボウのイメージに完全合致。
溌剌とした草の香り、それとオレンジ系の果汁を思わせるような甘い香りが
はっきりと感じられます。
甘く、美しく、伸びやかな、弓矢を持って森林を駆け巡る月の女神の
イメージそのものです。

ユメコバリは、飲むと思わず「さすがっ」の一言!
今年のユメコバリは最初から男性的なモルト香とあのむせるような甘い花の香りのバランスがとれています。
一昨年のユメコバリは、花の香りが突出していて、時間を経て落ちつき
見事な纏まりを見せましたが。
ユメコバリに限らず、サングマ農園のレベルの高い紅茶を飲むと、
「均衡」と「洗練」が感じられるからでしょうか、
ルネサンス美術を思い出します。
またもや超個人的な例えです。
ワインのソムリエ試験では即不合格になりそう・・・

そして最後のヤマダバリ。
サングマ農園らしく、こちらもバランスに優れた紅茶です。
静かな力強さと落ち着きを感じます。
ユメコバリ同様に花の香りが感じられますが、楚々とした「白い系」の花の香りです。
モルト香は、深く、心地良い渋みがあって、思索というか物思いに耽るような。
やはりダンディーです。このダンディーさがヤマダバリなのです。

いずれの紅茶もレベルが高い!
甲乙つけがたい銘品です。
是非お試しあれ!




2013年8月22日木曜日

反紅茶的気候

日本の夏は紅茶屋さんにとって絶望的に暑い・・・

今年は5月末からムシムシしていましたが、
予想通りの猛暑になりました。

ボウは、夏と冬とどちらが嫌ということはありませんでした。
しかし近年の殺人的な暑さを経て、夏嫌いに鞍替えし、
冬をもう少し積極的に評価することとしました。

そうなると、好きな(或は嫌いではない)季節が、
秋→冬→春と続くわけですし、
夏は避暑地に長期逃避行すれば、
今までより人生が楽しくなるはず!

というわけで、将来の夏の間の安住の地を求めて
今年は、休日を利用して、
軽井沢に遠出をしました。

が、軽井沢も結構暑い・・・
緑は美しいしお蕎麦は美味しいのですが。
それにちょっと湿気が・・・
それに虫がうようよ飛んでくる・・・
一方、旧軽銀座通りは異常に暑い、歩いていると乾涸びそう・・・

天気の愚痴をこぼす人は嫌われると言いますが、
間違いなくボウは「嫌われる人」になりつつあります。